建物構造
 
 

最先端の工法や設備で災害から暮らしを守る。

中小規模の地震に対して建物の損傷を防止するとともに、数百年に1度の確率で起こる大規模地震に対して、建物を崩壊させず、人命を保護すること―地震の多い日本の建築基準法は、世界的に見ても非常にレベルの高い内容となっています。三井不動産レジデンシャルのマンションはこの建築基準法のもと、部位ごと・工程ごとに入念な品質管理を行う独自の品質マネジメントシステム・TQPMにしたがって建設されます。 

「東京ワンダフルプロジェクト」の敷地に建つ44階建ての超高層トライスター・マンション、スカイズタワー&ガーデンではさらに、構造や工法にも最新の技術を取り入れて、次世代の安全と安心を目ざしました。そのひとつが、設計・施工を担当した清水建設がこのマンションのために開発した免震&制震ハイブリッドシステムです。このシステムでは、基礎と建物の間に積層ゴムによる免震装置を入れ、地面の揺れを建物に伝わりにくくすると同時に、3方向に延びる廊下の起点と終点位置に境界梁ダンパーを入れて制震装置とし、地震エネルギーによる建物の揺れを弱め、柱や梁が受ける力を低減させます。免震と制震の2重の備えが、地震から超高層の暮らしをしっかりと守ります。 

また液状化については、地中に砂を圧入することによって地盤の締め固めを行い、密度を増大させるSAVEコンポーザー工法を導入。高層階からの避難経路として使われる非常用エレベーターは、災害時に機器の損傷やロープなどの引っかかりを自動診断し、運行に支障がない場合には自動で仮復旧※するタイプを採用。このほかにも、非常用発電設備、太陽光発電と蓄電池の組み合わせによる電力確保、非常用食料や簡易トイレを備蓄したサポートステーションの各階設置など、幾重もの備えを準備します。次世代の暮らしを支える最先端の安全―スカイズ タワー&ガーデンは、それを実現したマンションです。



 
 
スカイズ タワー&ガーデン
基礎工事現場


プールや水景設備の共用部に
水(最大約336,000L程度)を貯蔵

※停電や断水時でもバケツで排水が可能な重力排水型トイレ
 
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